私たちの社会貢献活動


 アフリカのマラウイでは、バオバブオイルの需要が近年急速に拡大しています。バオバブの実の種の価格は、2015年から2017年の2年間で、5倍以上に高騰し、バオバブの実が無計画に採取されています。バオバブの木という資源を、バオバブ自生地域の住民と協力して守り、住民の安定的な収入を継続して得られるようにする必要があります。


 MPJ(ミレニアムプロミスジャパン)は、外務省からの支援を得て2017年から3年間、マラウイにてバオバブを通した地域住民の生計向上のプロジェクトを実施しています。現地のマルソユニオン(一村一品商品販売協同組合)を軸として、バオバブの生産から販売までの体制構築を支援しています。

 

 バオバブの木の生息状況は、バオバブの巨木は比較的多く残っているのですが、小木が育ってきていないという問題があります。この原因は、農地開拓であったり、家畜によって食べられてまったり、人々がバオバブの小木と知らずに抜いてしまったり、様々な理由によっています。これらのことは、農家研修を通しバオバブの現状理解を促し、苗木の植林活動をすることで、ある程度対処できるのではないかと考えています。しかしながら、国や人々は、それを実施するための予算を持ち合わせていないため、これらのことを実施できていないのが現状です。

 


 バオバブ・サンライズは、MPJ、マルソユニオンと協働し、バオバブオイルの売り上げの一部をバオバブ基金として、バオバブの保護のための研修実施補助、植林活動等に役立てます。基金には、ご賛同いただける方々からの寄付も募っております。